雑貨セレクトショップ mederu
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
教育とアイデンティティークライシス
昨日のハリボーの授業参観で、ハリボーが班の女の子(一人)に猛烈に怒られているのを目撃してしまいました^_^;
ハリボーが何か言ったら、「だったらこっち来てやればいいじゃん!そんなとこから見て言うだけじゃなくて!(`^´)」みたいなことを大きな声で言われていました。
帰ってから、「ハリボー、女の子に怒られてたでしょ。」と言うと、「あの人怖いんだよ、すぐに怒って。皆にそうなんだよ。女子のことも怒る。たまに暴力も振るうし。バチンって叩いたりして。」だって。
そうなんだ^_^;確かに、怖かった。表情も迫力あって。
でもそういう女子って、一人や二人いたよね。私も小学3年くらいまでは結構怖いほうだったかも。“凶暴女”と言われていた時期もあったし。(確か、小学2年の時。)
ハリボーの班のもう一人の男の子が“相変わらず怖いね”とでも言うように苦笑いでハリボーのことを気の毒そうに見ていたのが印象的でした。
学校って、色々なことがあるよね。だって、未熟者の集まりだもの。(あ、生徒のことですよ。)
でもそうやって、色々な性格の人と関わって、怒ったり怒られたり、気が合ったり合わなかったりという経験をすることが、学校生活の醍醐味だと思う。
そこに親がいちいち出て行く必要はない。(もちろん、相手にケガをさせてしまったなど程度にもよるけれど。)
内田樹氏と大阪市長の平松邦夫氏の対談が興味深かったのでご紹介します。
”平松邦夫×内田樹「教育は誰のためにあるのか」とことん語ろう”
第一回「『教育はビジネス』という勘違いがクレーマー親を生む」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2000
第二回「漱石が『坊ちゃん』で書いた教師像に学ぶ」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2050
最終回「『落ちこぼれ』こそがイノベーションを起こす」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2086
ふむふむ、なるほど、そうそう!という内容でした。
この中でも論じられていたけれど、“子どもは多様な価値観が混在している場に置かれるほうがいい”というのはまさにその通りだと思う。
色々な価値観をもつ大人の間で育つことは、子どもにとってあらゆる面で良いはずだ。
“この人のこういうところが好きだな”“こういうところはイヤだな”という思いだけでも、相手が複数いればそれだけ好きなところ、苦手なところの種類が増える。
色々な大人を観察しながら、子どもは自分なりの幅広い価値観を築いていけるだろう。
この人に嫌われたらおしまいだ、という狭い考えにもなりにくいだろう。
それと、こういう考えを堂々と言ってくれる大人がいるというだけで“世の中捨てたもんじゃない!”と思えたのが、“教育の一番の基本はとにかく子どもの可能性を信じること”ということ。
信じてくれる大人がいると、子どもは伸びる!
そして、信じられた経験のある人が、人を信じることもできるのだと思う。
「萎縮した人は人を信じませんから。」という言葉は本当だと思う。
“「多様性」がシステムの安全を保つ”という基本的なところを忘れてはいけないのよね。
“統一化”することが一番安全だ、みたいに大きな錯覚をしている大人が多い。
それこそ、危険な考え方だと思う。
アイデンティティークライシス(自己喪失)は、若者に多くみられる問題だと言うけれど、今は若者だけの問題じゃない。
私は、これが一番怖いことだと思う。
自分のない人、なんでもいい人、どうでもいい人。
自分がかわいいエゴイストのほうが、まだ更生の可能性はあるらしい。
全てに虚無的なニヒリズムには、何をやっても暖簾に腕押し、手の打ちようがないという。
少年犯罪の問題で、少年法を改正して罪を重くしようという動きも、自分がかわいい、死にたくないエゴイストのほうには効果があっても、もうどうでもいい、死んでもいい、何もかもどうなってもいいというニヒリズムの少年には、刑の重さなんてものも関係ないこと。
こうなってしまったら、どうすればいいのか?
それでも、その子を信じることなのだろうな。
信じて、愛することからしか始まらない気がします。
親はもちろん、教育に携わる方々、いや、地域の人々全員で、子どもたちを信じましょう!愛しましょう!
って、最後はなんだか宗教っぽくなりましたが(笑)…いやホント、そこから始めることが、私たち大人に何はなくともまずできることだと思うのです。
雑貨セレクトショップmederu(メデル)のホームページはこちら→http://mederu.jp/
ハリボーが何か言ったら、「だったらこっち来てやればいいじゃん!そんなとこから見て言うだけじゃなくて!(`^´)」みたいなことを大きな声で言われていました。
帰ってから、「ハリボー、女の子に怒られてたでしょ。」と言うと、「あの人怖いんだよ、すぐに怒って。皆にそうなんだよ。女子のことも怒る。たまに暴力も振るうし。バチンって叩いたりして。」だって。
そうなんだ^_^;確かに、怖かった。表情も迫力あって。
でもそういう女子って、一人や二人いたよね。私も小学3年くらいまでは結構怖いほうだったかも。“凶暴女”と言われていた時期もあったし。(確か、小学2年の時。)
ハリボーの班のもう一人の男の子が“相変わらず怖いね”とでも言うように苦笑いでハリボーのことを気の毒そうに見ていたのが印象的でした。
学校って、色々なことがあるよね。だって、未熟者の集まりだもの。(あ、生徒のことですよ。)
でもそうやって、色々な性格の人と関わって、怒ったり怒られたり、気が合ったり合わなかったりという経験をすることが、学校生活の醍醐味だと思う。
そこに親がいちいち出て行く必要はない。(もちろん、相手にケガをさせてしまったなど程度にもよるけれど。)
内田樹氏と大阪市長の平松邦夫氏の対談が興味深かったのでご紹介します。
”平松邦夫×内田樹「教育は誰のためにあるのか」とことん語ろう”
第一回「『教育はビジネス』という勘違いがクレーマー親を生む」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2000
第二回「漱石が『坊ちゃん』で書いた教師像に学ぶ」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2050
最終回「『落ちこぼれ』こそがイノベーションを起こす」→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2086
ふむふむ、なるほど、そうそう!という内容でした。
この中でも論じられていたけれど、“子どもは多様な価値観が混在している場に置かれるほうがいい”というのはまさにその通りだと思う。
色々な価値観をもつ大人の間で育つことは、子どもにとってあらゆる面で良いはずだ。
“この人のこういうところが好きだな”“こういうところはイヤだな”という思いだけでも、相手が複数いればそれだけ好きなところ、苦手なところの種類が増える。
色々な大人を観察しながら、子どもは自分なりの幅広い価値観を築いていけるだろう。
この人に嫌われたらおしまいだ、という狭い考えにもなりにくいだろう。
それと、こういう考えを堂々と言ってくれる大人がいるというだけで“世の中捨てたもんじゃない!”と思えたのが、“教育の一番の基本はとにかく子どもの可能性を信じること”ということ。
信じてくれる大人がいると、子どもは伸びる!
そして、信じられた経験のある人が、人を信じることもできるのだと思う。
「萎縮した人は人を信じませんから。」という言葉は本当だと思う。
“「多様性」がシステムの安全を保つ”という基本的なところを忘れてはいけないのよね。
“統一化”することが一番安全だ、みたいに大きな錯覚をしている大人が多い。
それこそ、危険な考え方だと思う。
アイデンティティークライシス(自己喪失)は、若者に多くみられる問題だと言うけれど、今は若者だけの問題じゃない。
私は、これが一番怖いことだと思う。
自分のない人、なんでもいい人、どうでもいい人。
自分がかわいいエゴイストのほうが、まだ更生の可能性はあるらしい。
全てに虚無的なニヒリズムには、何をやっても暖簾に腕押し、手の打ちようがないという。
少年犯罪の問題で、少年法を改正して罪を重くしようという動きも、自分がかわいい、死にたくないエゴイストのほうには効果があっても、もうどうでもいい、死んでもいい、何もかもどうなってもいいというニヒリズムの少年には、刑の重さなんてものも関係ないこと。
こうなってしまったら、どうすればいいのか?
それでも、その子を信じることなのだろうな。
信じて、愛することからしか始まらない気がします。
親はもちろん、教育に携わる方々、いや、地域の人々全員で、子どもたちを信じましょう!愛しましょう!
って、最後はなんだか宗教っぽくなりましたが(笑)…いやホント、そこから始めることが、私たち大人に何はなくともまずできることだと思うのです。
雑貨セレクトショップmederu(メデル)のホームページはこちら→http://mederu.jp/
by mederu8
| 2011-02-23 18:16
| 日記
最新の記事
ありがとうございました.. |
at 2018-10-01 09:16 |
リニューアルセールはあと2日! |
at 2018-09-29 11:17 |
営業中 |
at 2018-09-26 11:00 |
ありがとうございます |
at 2018-09-24 07:07 |
セール情報 |
at 2018-09-21 15:57 |
以前の記事
2018年 10月2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 04月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月