雑貨セレクトショップ mederu
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どうぞ安らかに…。
※明日3/17(水)は、午後3時からの営業です。
昨日はショックなことがありました。
ハリボーのクラスの女の子のお母さんが突然、亡くなられて、昨日正式にその旨の連絡網がまわってきました。
そのお母さまは、小料理屋をやりながら娘さんを育てていた方で、以前にこのブログにもチラッと書いたことのある方です。
学校関係の人とはほとんど交流のなかった方ですが、私とは元々mederuの常連さんだったということと、通りつながりの商店街で店を営んでいるという共通点もあり、たぶん保護者の中では一番お話しをしたほうなのではないかと思います。
今回の悲しい知らせは、先週の水曜日に初めてハリボーが学校で聞いてきて、「Aちゃんのお母さんが、今日の朝急に亡くなったんだって。先生が言ってた。Aちゃんはランドセルを学校に置いたまま病院に行ったけど、保健の先生と一緒に戻ってきて、泣いてたよ。」と言っていました。
私はびっくりし、ショックで、Aちゃんがかわいそうでかわいそうで…泣きました。姉もAちゃんのことは知っていたので、泣いていました。
その後、学校からは何のお知らせもなかったので、“何かの間違いなのではないか。間違いであって欲しい!”と思いつつ、毎日行きも帰りもその子の自宅兼お店の前を通るたびに、閉まりっぱなしのお店を見ては胸が痛んでいました。
そうしたら昨日の連絡網。お葬式などは一切しないという内容だけが伝わってきました。
とても悲しく、そのお母さまとのささやかなやり取りが繰り返し思い出されて…。
その方はお店を始めて一年半くらいでしたが、「お店って、色々と大変なんですね。やってみて初めて分かりました。」と言っていました。そう言えば、ここ最近は少し体調も悪そうで、無理をされていたのかもしれません。
「どうしても夜の仕事なので、子どもには淋しい思いをさせてしまって。分かっているんです。でも、一日に一回は、ぎゅーっと抱きしめて、チュッてしてあげているんですよ。」と話してくれたこともありました。
Aちゃんはおしゃまさんでかわいく、ハリボーと一緒にその子の家の前を通ると、いつも二階の窓から「○○くーん!」とハリボーに声をかけてくれていました。
そんなことから夫もその子には親近感をもっており、運動会の時にはその子の走っている姿も撮り、なかなかのナイスショットだったので、その子のお店に写真を渡しに行ったこともありました。
そしたら後日、Aちゃんがmederuに入ってきて、「写真、ありがとうございました!」ときちんと言ってくれ、外を見ると、Aちゃんの年の離れたお姉さんが感じよく会釈をしてくれて、大切なことをしっかりと教えていらっしゃるんだな、と思ったこともありました。
またある夜は、ちょうど男性のお客様が出てきたところで、そのお母様がお店の外まで出て、そのほろ酔い気分のお客様のお見送りをしていると、ガラッと二階の窓が開いて、Aちゃんが「お母さん、今日はお母さんのベッドで寝ててもいい?」と聞いていました。
お客様は少ししらけたかもしれないけれど、そのお母さんはAちゃんを邪険に扱うこともなく「いいよ。後で一緒に寝ようねー。」と言ってあげていました。
それを見て私は、“あー、今にこういうことをAちゃんは思い出すのだろうなぁ。お母さんは夜のお店をしながら優しく自分を育ててくれたってことを。”と思ったものです。
そんな場面が次々と思い出されました。
まだ幼いAちゃん。
学校ではすぐに泣きやんで給食も食べていたらしいと驚くように言っていた人もいたけれど、この年だったらそれは当然だと思う。ハリボーだって、もし今同じようなことになったら、そうだと思う。
子どものうちは、身近な人の死というものがすぐにはピンとこないものだろう。お腹がすけば、普通に食べるだろう。
これから、ふとした時に思い出し、悲しくなるのだと思う。
でも、Aちゃんには明るく強く生きていってほしい。
他の子より少し先に悲しみがきてしまっただけ。人より少し先に大人にならなければいけなくなっただけ。
でもそういう子はきっと世界中にはたくさんいて、案外皆元気に暮らしていると思う。
だからどうか、明るく、強く…。
これからも、そのお店の前を通るたびに、そしてmederuの顧客様名簿に残っているお母さまのお名前を見るたびに、胸がキュッとなる日々が続きそうです。
雑貨セレクトショップmederu(メデル)のホームページはこちら→http://mederu.jp/
昨日はショックなことがありました。
ハリボーのクラスの女の子のお母さんが突然、亡くなられて、昨日正式にその旨の連絡網がまわってきました。
そのお母さまは、小料理屋をやりながら娘さんを育てていた方で、以前にこのブログにもチラッと書いたことのある方です。
学校関係の人とはほとんど交流のなかった方ですが、私とは元々mederuの常連さんだったということと、通りつながりの商店街で店を営んでいるという共通点もあり、たぶん保護者の中では一番お話しをしたほうなのではないかと思います。
今回の悲しい知らせは、先週の水曜日に初めてハリボーが学校で聞いてきて、「Aちゃんのお母さんが、今日の朝急に亡くなったんだって。先生が言ってた。Aちゃんはランドセルを学校に置いたまま病院に行ったけど、保健の先生と一緒に戻ってきて、泣いてたよ。」と言っていました。
私はびっくりし、ショックで、Aちゃんがかわいそうでかわいそうで…泣きました。姉もAちゃんのことは知っていたので、泣いていました。
その後、学校からは何のお知らせもなかったので、“何かの間違いなのではないか。間違いであって欲しい!”と思いつつ、毎日行きも帰りもその子の自宅兼お店の前を通るたびに、閉まりっぱなしのお店を見ては胸が痛んでいました。
そうしたら昨日の連絡網。お葬式などは一切しないという内容だけが伝わってきました。
とても悲しく、そのお母さまとのささやかなやり取りが繰り返し思い出されて…。
その方はお店を始めて一年半くらいでしたが、「お店って、色々と大変なんですね。やってみて初めて分かりました。」と言っていました。そう言えば、ここ最近は少し体調も悪そうで、無理をされていたのかもしれません。
「どうしても夜の仕事なので、子どもには淋しい思いをさせてしまって。分かっているんです。でも、一日に一回は、ぎゅーっと抱きしめて、チュッてしてあげているんですよ。」と話してくれたこともありました。
Aちゃんはおしゃまさんでかわいく、ハリボーと一緒にその子の家の前を通ると、いつも二階の窓から「○○くーん!」とハリボーに声をかけてくれていました。
そんなことから夫もその子には親近感をもっており、運動会の時にはその子の走っている姿も撮り、なかなかのナイスショットだったので、その子のお店に写真を渡しに行ったこともありました。
そしたら後日、Aちゃんがmederuに入ってきて、「写真、ありがとうございました!」ときちんと言ってくれ、外を見ると、Aちゃんの年の離れたお姉さんが感じよく会釈をしてくれて、大切なことをしっかりと教えていらっしゃるんだな、と思ったこともありました。
またある夜は、ちょうど男性のお客様が出てきたところで、そのお母様がお店の外まで出て、そのほろ酔い気分のお客様のお見送りをしていると、ガラッと二階の窓が開いて、Aちゃんが「お母さん、今日はお母さんのベッドで寝ててもいい?」と聞いていました。
お客様は少ししらけたかもしれないけれど、そのお母さんはAちゃんを邪険に扱うこともなく「いいよ。後で一緒に寝ようねー。」と言ってあげていました。
それを見て私は、“あー、今にこういうことをAちゃんは思い出すのだろうなぁ。お母さんは夜のお店をしながら優しく自分を育ててくれたってことを。”と思ったものです。
そんな場面が次々と思い出されました。
まだ幼いAちゃん。
学校ではすぐに泣きやんで給食も食べていたらしいと驚くように言っていた人もいたけれど、この年だったらそれは当然だと思う。ハリボーだって、もし今同じようなことになったら、そうだと思う。
子どものうちは、身近な人の死というものがすぐにはピンとこないものだろう。お腹がすけば、普通に食べるだろう。
これから、ふとした時に思い出し、悲しくなるのだと思う。
でも、Aちゃんには明るく強く生きていってほしい。
他の子より少し先に悲しみがきてしまっただけ。人より少し先に大人にならなければいけなくなっただけ。
でもそういう子はきっと世界中にはたくさんいて、案外皆元気に暮らしていると思う。
だからどうか、明るく、強く…。
これからも、そのお店の前を通るたびに、そしてmederuの顧客様名簿に残っているお母さまのお名前を見るたびに、胸がキュッとなる日々が続きそうです。
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by mederu8
| 2010-03-16 19:22
| 日記
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ありがとうございました.. |
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